プログラム言語を習得することは、非常に大きいアドバンテージとなります。なぜなら、昨今の副業ブーム、在宅ワークの流れと非常によくマッチしているからです。
特にHTML/CSSは、習得難易度の低さに比べて、副業としての案件の多さ、それに対する報酬額の高さから、ここ数年で注目度が非常に高まってきている言語です。
HTML/CSSを習得するためには、どのような方法があるのでしょうか? また、その方法で実際に副業を受けられるまで、どれくらいの時間とコストがかかるのでしょうか?
本記事では、とにかくコストをかけずに学習することができるプログラム学習本について説明と紹介をしていきます。
HTML/CSSを習得することで得られるメリット
副業で収入をアップしたい! 在宅で仕事をしたい!
そういう方にピッタリなのはHTML/CSSによるプログラムの副業です。
- HTML/CSSは慣れれば簡単
- 独自の環境構築の必要がない
- HTML/CSS自体の歴史が古く、資料がたくさんある
- 副業としての件数が多い
これ以外にも様々なメリットがあり、とても習得の意義があるプログラム言語です。
とはいえ、やはり基礎的な知識は必須で、習得するためにはきっちりと根本的なところから学んでおくことが必要です。
また、HTML/CSSにはデザイン性を求められる部分も多く、ただコーディングができるだけだと後々に行き詰ってしまうことも考えられます。
お金をなるべくかけずに独学するなら「学習本」
HTML/CSSを習得しようとしたら、その方法は主に下記のような方法が上がります。
- 学習用の本を使用して習得する
- 無料/有料の学習サイトで習得する
- 有料の学習スクールに通う
この中でも特に低価格で深く独学できる方法は、「学習用の本を使用して習得する」です。
HTMLとCSSは、エディタがとブラウザがあれば、あとは実際にコードを打ち込んで、そのファイルを開くだけで結果が分かります。
このため、特に理由が無ければ本に書いてある内容をそのまま打ち込むことで、本と全く同じ内容を作ることができます。
HTML/CSSの強みである「開発言語用の環境構築の必要がない」という部分が、このまま初心者が低コストで学習できるということに繋がります。
他の言語なら開発環境を整える時点で理解が及ばずにスタートラインに立てないということも、HTML/CSSなら考えづらいのです。
第一歩を踏み出しやすく、継続しやすい言語、それがHTML/CSSです。
また、この言語を習得する際には必ずと言っていいほどデザイン性が問われます。
良質な本には「訪れた人をひきつけるHPは、どのような構図、配置になっているか」を解説してくれていることが多いです。
つまり、プログラマーとしても学べるうえに、デザイナーとしての能力も学べる、一石二鳥の学習ができるのが学習本の最大のメリットとも言えます。
独学で習得するためのおススメの本
では、具体的にはどのような本がいいのでしょう? ここでは、おすすめの学習本を紹介します。
1冊で全て身につく HTML&CSSとWebデザイン入門講座
HTML/CSSの基礎的な知識を学びながら、現役プロの手法を学びたいという方におススメです。
Webサイトの仕組みから学ぶことができて、基本構造をしっかりと理解することができます。
また、現役のデザイナーの考え方や注意点などがちりばめられており、Webデザインの教科書として非常に良質です。
現在は主流となっているレスポンシブデザインのWebサイトの作り方、その際の注意点、また2絡むのWebサイトやタイル型のWebサイトの作り方も網羅しており、非常に細かい部分まで学習できる本です。
自分のWebサイトを外部に宣伝するための方法など、コーディングやデザイン以外の部分もしっかりと抑えられていて、この一冊で多くを学ぶ事ができます。
初心者から中級者以上の幅広い方へおススメです。
スラスラ分かるHTML&CSSのきほん
基本的な部分の解説、説明を重要視した、初心者に向けたつくりになっている学習本です。サイトの素材はインターネットにアップロードされており、それと同じサイトを0から作成、構築していくという本になっています。
題名にあるとおり、とても読みやすく、全くのプログラム初心者でも読み進めていくことができる難易度なのが長所です。
また、サイト用のコードはコピー&ペーストができるため、分からずに詰まってしまっても「とりあえず」で進めることもできます。
全くの初心者で自信がない、なるべく簡単な内容の本がいい、という方におススメの学習本です。
デザインの学校 これからはじめるHTML&CSSの本
非常に丁寧な解説が特徴的な学習本です。
プログラム初学者を対象にしているようで、用語の解説などから丁寧に説明をしてくれています。
面白いのがGoogle関連の機能の使い方が細かく説明されているところです。
GoogleMapやGoogleフォントなどの特性を活用したWebサイトデザインは実践的なため、習得してからも役に立つ知識として重宝するでしょう。
また、タイトル通りにデザインに力を入れている本です。人をひきつけるHPとはどのようなデザインをしているのか? 配置は? 構成は? など、細かい知識まで学ぶことができます。
プログラミングとしてのHTML/CSSと、デザイン力を発揮するための実力を同時に身に着けたいという方にお勧めです。
HTML5&CSS3しっかり入門教室: ゼロからよくわかる、使える力が身につく。
HTMLとは何か? CSSとは何か? から丁寧に解説してくれる学習本です。
図解を多く用いていてページ内が見やすく、カラフルで読み進めやすい本です。そもそものWebパージ、HPの作り方を体系的に流れで学べるため「ここをこうしたからこうなって、次に繋げるにはこうするのがいい」という物事を学ぶことができます。
初心者、初学者に向いている本です。
完成品としての目標が最初に示されており、実際に最後まで読み進めていれば自然とそのHPが出来上がります。
そのHPを元に、自分のHPを作ることもできるため、非常にお得な本と言えるでしょう。
まとめ
自分がどの程度プログラムに向いているのか、適性がどれだけあるのかが分からないうちに月額料金がかかる学習サイトや、高額なスクールに通ったりするのは、リスクが高いです。
学習本を使って学習するのは、これから初めてみたいという方や、プログラムが自分に向いているかどうかを知りたいという方に有効です。
本を活用することで、WebデザインやWebメディアの構造を学びつつ、インターネットに公開できるHPを作成することができるため、実践度も高いです。
コストパフォーマンスという点で言えば、抜群と言っても過言ではないのが学習本です。
HTMLとCSSは、それ自体の習得難易度が低く、また特別に環境を構築する必要の少ない言語です。
もし学習本を活用して独学での習得を目指すなら、一つ一つをじっくり学び、ゆっくりと実力を身に着けていくことが上達の鍵でしょう。
ぜひ学習本を活用し、HTMLとCSSを身に着けてください。